画面にTRONの当て字を表示したい

Wikipedia:TRONプロジェクトによればTRONのあて字「𣂑論」の「𣂑」はUnicode3.1に登録されておりコードポイントU+23091:(unicode.org)であるとのこと。

ということはWintel PCも、Windows 7以降のWindowsならば文字化けなしに「𣂑論プロジェクト」と表示させることができそうだ。

まだうちにWindows 7が動作している機械がないの。その代わりといっては何だかEdubuntu 10.10のデスクトップでなら稼働しておるので、Edubuntu 10.10のGnomeデスクトップ環境で「𣂑論」とできるか試してみた。

Edubuntu 10.10のGNU Emacs 23はMule拡張のおかげでEmacs用ビットマップフォントさえ導入してあれば、た適切なグリフを埋め込んで表示できるようだ。

デフォルトのEdubuntu 10.10デスクトップでは、システムLOCALEがUTF-8であっても、TRONのあてじ「𣂑論」を表示させることができないようで豆腐にコード番号が書かれているグリフが表示されるだけの状態にある。

http://glyphwiki.org/wiki/u23091にグリフが掲載されている様なので、もしかしらた花園フォントをapt-getなどでインストールすると表示できるかもしれないということで試してみた。

インストールした花園フォントは以下のバージョンである。

$ aptitude show ttf-hanazono
パッケージ: ttf-hanazono                
状態: インストール済み
自動的にインストールされた: no
バージョン: 20100222-2
優先度: 任意
セクション: universe/x11
メンテナ: Ubuntu Developers 
展開サイズ: 26.0M
提供: ttf-japanese-mincho
説明: KAGE システムと FontForge による日本語 TrueType フォント
 このフォントはフリーな日本語漢字フォントです。このフォントを生成する際
 には、KAGE システムと FontForge が用いられています。収録されたグリフは すべて
 glyphwiki に登録されたデータを用いています。
ホームページ: http://fonts.jp/hanazono/

ということで

sudo apt-get install ttf-hanazono

とかして、花園明朝のインストールが終わると、FireFoxIBusなど諸々において、字化けなしに「𣂑論プロジェクト」と表示されるようになった。

でめたし。でめたし。